カラー図解 鉄と鉄鋼がわかる本解説
カラー図解 鉄と鉄鋼がわかる本口コミ
牧先生や、梅本先生を思い出させる内容です。
非常にわかり易いです。
鉄に興味がわく内容である。ただ、タイトルが硬いイメージがあって一般受けはしないと思う。
新日鉄のPR誌「ニッポン・スチール・マンスリー」の連載記事をまとめたもの.始めから終わりまで一貫して,「鉄は凄い材料だぞ!」というメッセージに満ちている.身のまわりに溢れながらも,主役ではない鉄.そんな鉄を相手に情熱を捧げる技術者が書いた本として,非常に良くできている.綺麗な写真や図を数多く使用し,鉄鋼製品を製造するために必要な技術や装置が非常に分かり易く解説されており,鉄鋼業のことを全く知らない初心者でも,本質を捉まえることができるようになっている.
新日鐵だけでなく,住友金属やJFEに勤める人達もみんな本書のことを知っていて,「私も読みました.よく書けてますよね.」と言っていた.それほど素晴らしい出来映えだ.
初心者でもわかるように図例や単語の解説が所々入っています。鉄という資源とこの本に対する情熱が感じられる素晴らしい本だと思いました。購入して良かったです。
図解付きでわかりやすく記載されており、とてもよいと思います。
広報誌の再編集本で写真や図がフルカラーで多数載ってます。
取り扱う範囲も、鉄元素の宇宙での組成・地球の中心核、埋蔵量、化合物での自然界での有様、生物進化上での鉄元素の働き、製鉄所の工程概略・各種製品、高炉の仕組みと歴史・操業ポイント、各種転炉法の紹介、連続鋳造、圧延技術、溶接技術の紹介、材料特性の異なる製品(ハイテン)、メッキ・表面処理、たたらの話、鉄の彫刻。
例えばジオラマを作るなら建物の写真や図面・敷地での配置、機械それぞれの形・大きさ・機能とか知りたいし、石炭はどこからどういう品質のモノがどうやって運ばれるか、どれぐらい備蓄ヤードにあってどれくらいで消費するのか、そういう事は分かりません。石灰石は出てきますがセメントが同地で作られてるのかも分かりません。
コークス炉の副産物はどれぐらい取れどういう販路があるのか分かりません。
わかりやすい。ただ、最後の歴史の箇所は縮小してよい。
鉄鋼素材を扱う業務になったため参考書として購入しました。
内容としては真面目に作られていますが、レベルは比較的低く、鉄に関する知識が全くない読者を想定しているようです。
紙質、印刷がとても綺麗ですが、その分紙が厚いので内容は薄くなってしまいます。
全体的に新日鉄さんの企業パンフレットのような感じにできています。これにお金を払うのは、、、ちょっと違うかなと思ったのが実感です。
新日鉄さんという企業自体は個人的にリスペクトしており、素晴らしい会社だと認識しているのですが、この本に関しては私が求めていたものと違っていたので評価は低くなってしまいます。
鉄鋼ができるまで、その周辺情報などを広く浅く求めている場合には向いた書籍だと思います。