へんな石図鑑解説
へんな石図鑑
へんな石図鑑口コミ
綺麗な写真と共に石・鉱物を説明してくれる図鑑。おもしろすぎました。
特にその石の説明に関して上に見出しとして一言入っているのでわかりやすいです。
例えば孔雀石「水分、取りすぎました」などのようにその石の特徴が一言でわかり、内容がすらすら入ってきました。
また、電気石やテレビ石など、不思議な名前の石などもあり、面白要素も入っています。
目次にも載っている正式名称の前の一言紹介みたいなコメントにハマっています。
そこからより詳しい説明に入って、さらに読んでいくと、もっと深い沼にハマりそうな説明が載っています。
地元新潟の糸魚川石について、ヒスイだと思っていたのに、、、
ネタバレになりそうなので、これ以上は言えませんが
裏話的な話が楽しいです。
著者の語り口(書き方?)も丁寧で、読むというより、話を聞いている感覚になります。
仕事で金属やセラミックスなどの材料工学に関わっているので、仕事の観点から興味深い内容だった。
リチウム、鉛、ニッケル、ベリリウムなどの原料(鉱石)の状態はみたことがなかったので面白い。
カタログのように、鉱石ごとに4ページで構成されていた。
個人的には、種類は少なくていいので、それぞれの鉱石にかかわる歴史・物語・逸話などを煮詰めて散りばめてもらえると、より楽しめたと思う。
子ども心はくすぐられると思う作品でした!(^O^)
普段触れることのない石の世界。
わかりやすい解説で、興味が湧きまくる一冊。
そのうえ写真が美しい!
※個人的には『岩塩』が好き
本文にはルビがふってあるため、小学生でも読めます。